阿佐ヶ谷 荻窪の産婦人科 女性医師による診療

あおきウィメンズクリニック

妊娠中の風疹は、おなかの赤ちゃんにも影響
しっかり受けておきたい
風しん予防接種

風しんと聞くと、子供のころにかかる病気というイメージがあるかと思いますが、子供のころに風疹の予防接種を受けていなかった方が、大人になってから風しんを発症するケースが増えております。 まだ予防接種を受けていない方は、早めに受けるようにしましょう。

杉並区にお住まいで対象となる女性は
無料で抗体検査・予防接種を受けられます

杉並区にお住まいの方で、区の定める対象となる女性は無料で抗体検査・予防接種を受けていただくことができます。

区の助成で抗体検査を受けることができる方

対象となる女性
杉並区民で、風しんにかかったことがなく、風しん抗体検査及び風しん予防接種を受けたことが無い方
19歳から49歳までの方で、妊娠を希望される方
※検査日現在、杉並区に住民登録の無い方は対象外です。
※これまでに抗体検査や風しん予防接種費用の助成を受けたことがある方は対象外です。
※妊娠している方は妊婦健診で検査を行っておりますので、そちらをご利用ください。

区の助成で予防接種を受けることができる方

抗体検査の結果、抗体価の低かった方へ予防接種を実施します。

自己負担額
女性:無料

特に女性は要注意!

通常子供の風疹はそれほど症状も重くない病気であることは一般的にも知られているとおりです。
大人が風疹になると、症状が小児よりも長く続くことや、ひどい関節痛になるなど、日常生活に支障がでてしまいます。
しかしもっと注意が必要な場合は妊娠をしている女性です。

妊婦さんが、とくに妊娠初期に風疹にかかると、おなかの中の赤ちゃんにも大きな影響がでる可能性があります。
もし、おなかの赤ちゃん(胎児)も風疹のウイルスに感染すると、先天性風疹症候群をもって生まれる可能性が出てきます。
もちろん、妊婦さんであるお母さんが感染したからといって、かならず胎児にも感染するのではありません。

風疹の予防接種は、ご自身だけではなく、赤ちゃんが健やかに生まれてくるために必要なことなのです。
妊娠を希望される方やそのパートナーは、是非予防接種は受けていただきたいと思います。

接種タイミングは妊娠していない時、生理直後

妊娠出産年齢の女性が風疹の予防接種を行う場合には、妊娠していない時期、また生理中~その直後にワクチン接種を行っていただくことをお勧めしています。また、風疹の予防接種がおなかの中の赤ちゃんに影響を与えた例というのは報告されていませんが、接種後2ヶ月間は避妊を行うようにしましょう。

妊娠中の方は、まずはご主人に接種してもらい感染予防しましょう

妊娠中の方は、妊娠初期の血液検査で風疹の抗体価を調べていることが多いので、確認しておきましょう。
もし、抗体が低かったり(16倍以下)、抗体がなかった場合、ご主人や周りの家族から風疹を移されてしまうケースがほとんどなので、まず周りのご家族にワクチン接種をしてもらってください。

当クリニックでは、ご夫婦でご来院された場合には、ご主人へのワクチン接種も受け付けております(予約制)。
詳しくは、クリニックまでお問い合わせください。