月経(生理)前には、イライラして怒りっぽくなったり、にきびができて肌があれたり、乳房がはって痛くなったり、憂鬱な気分になったり…このような症状を経験したことがある方は多いのではないでしょうか。
これは、PMS(月経前症候群)の症状のひとつです。
PMSは生理前の3~10日前後に起こります。
原因は解明されていないものの排卵後に分泌される女性ホルモンが関わっていると考えられています。
また、ストレスがたまっている状態、コーヒーや甘いものが好きな人、神経質で几帳面な性格の人は症状が重くなりやすいと言われています。
PMSの症状は人によっても、その月によっても、さらに出産経験のあり・なしで大きく異なります。
PMSの症状は、月経前のライフスタイルを改善することによって、症状を和らげることができます。
しかし、眠れない、仕事に集中できないなど日常生活に支障をきたすほどの場合は、「月経前不快気分障害(PMDD)」や「更年期障害」の可能性もありますので、お気軽にご相談ください。