当クリニックでは、杉並区の子宮頸がんワクチンの予防接種(小学6年生から高校1年生まで・キャッチアップ接種)及び、任意接種を行っております。
性交経験者の80%は少なくとも1度はHPVに感染したことがあるといわれるほどありふれたウイルス感染です。
感染しても通常は一時的なもので、自分の免疫力で自然に治っています。
HPVは現在200種類以上の型分類があり、子宮頸がんの原因となるハイリスクHPVの代表は16型18型で、子宮頸がんの原因の約65%を占めています。
このハイリスクHPVのうち頸がんに進みやすい16型18型と尖圭コンジローマの原因となる6型11型の4つのウイルスを予防するHPVワクチン「ガーダシル」です。
日本人の頸がんの原因となるHPV型の65.4%をカバーします。
定期接種の対象ではなく任意接種となりますが、16型18型に加え頸がんの原因となるとその他5つの型と尖圭コンジローマの原因となる6型11型の9つのウイルスを予防するのが「シルガード9」です。
日本人の頸がんの原因となるHPV型の88.2%をカバーします。
両方とも計3回の接種が必要で、通常半年間かかります。
対象者 | 小学6年生~高校1年生の女子 |
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種類 | サーバリックス(2価ワクチン) ガーダシル(4価ワクチン) シルガード9(9価ワクチン) 当院ではサーバリックスの接種は行なっておりません。 |
予診票 | 区役所または保険センターに連絡して予防接種予診票をもらってください。 |
杉並区役所でも順次予診表を発送中とのことですが、特に現高校1年生は半年間で接種を完了するために、早めに区役所または保健センターに連絡して予防接種予診票をもらうようにしましょう。
2022年4月からキャッチアップ接種も始まりました。
対象者 | 接種を受けていない女子(平成9年4月2日生まれ~平成18年4月1日生まれ)の方 |
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無料で受けれる期間 | 2025年3月31日まで 期間限定されていますので、早めの接種をお勧めします。 |
予診票 | 区役所または保険センターに連絡して予防接種予診票をもらってください。 |
接種は事前予約制となりますので、ご希望の方はまずお電話(03-5305-3535)にてご予約をお願いいたします。
※何らかの病気の治療(お薬の服用など)を受けている方は、主治医の先生にワクチン接種を受けてよいか確認の上で、ご予約ください。
区の定期接種やキャッチアップ接種の方は、予診票がお手元に届いてからのご予約をお願いいたします。
杉並区の子宮頸がんワクチンのご案内は区のホームページからご確認ください。
杉並区
定期予防接種の種類
4価ワクチン | 1回:22,000円(税込) 2、3回目のまとめ払い:33,000円(税込) (2、3回目の都度払い:22,000円(税込)) |
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9価ワクチン | 1回:33,000円(税込) 2、3回目のまとめ払い:55,000円(税込) (2、3回目の都度払い:33,000円(税込)) |